「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」(高橋尚子)
「あなたに影があるなら、光が当たっている証拠よ。」(レディーガガ)
あなたの周りには、なんだか感じの良い人、尊敬したり憧れてしまう人はいますか?身近な飲食店やスーパーなんかでも、この人の雰囲気や接客態度は何か気持ちが良いなと思わせてくれることもあると思います。
最近読んでいる本では、吉田松陰の師でもある佐久間象山という人の醸し出す雰囲気や人柄は周りを魅了するもので、あの黒船で来航したペリーが、将軍には頭を下げなかったのにこの佐久間象山には思わず頭を下げてしまうほどの魅力だったとありました。
こういう人たちに共通する要素は何なのでしょうか?何が人を魅力的にしているのでしょうか?NLPの研究結果からお伝えしたいと思います。
①強さ(パワー、決心、決意):戦士のイメージ
②慈愛(柔らかさ、オープンマインド、やさしさ):母のイメージ
③ユーモア(遊び心、創造的、気づき):子供心のイメージ
この3つのバランスが共通しているといいます。ポイントはバランスです。
どれかに傾きすぎると効果的でないどころか、悪い結果につながることもあります。強さがありすぎると頑固で柔軟性に欠け、慈愛がありすぎるとイエスマンになってしまったり、ユーモアがありすぎると常にふざけていて信用ならない、と言ったことにもなりがちなのです。
見せかけではなく、自分の素質としてこの3つの側面を自然と発揮する人、自分の外側ではなく中心から発する人は、言葉にならない魅力を感じることでしょう。
またこれは何も人だけではありません。何かの文章や本、音楽や芸術作品もそうです。スポーツもそうです。私がバルセロナというサッカーチームを好きになったとき、まさにこの3要素があったと思います。強く、常に勝利する姿はもちろん、お互いを思いやる正確なパスと動きの連携、ロナウジーニョやメッシの華麗なユーモアたっぷりのドリブルや足技。見ていて本当に楽しく感動させられたのを覚えています。
みなさんの周りにもそうした何か魅力を感じたり、すごいなと感動するものがあれば、ぜひこの3つの要素を感じ取ってみて下さい!
そしてそんな魅力を兼ね備えていくためのワークやトレーニングが実は存在します。興味がある方は「スポーツマンシップラーニングセンター」で一緒に体験してみて下さい!
プジョル