「人間において生きるとは、ただ単に生き永らえる事ではない。
人間において生きるとは、何のためにこの命を使うか、
この命をどう生かすかという事である。
命を生かすとは、何かに命をかけるという事である。
だから、生きるとは、命をかけるという事だ。
命の最高の喜びは、命をかけても惜しくない程の対象と出会う事にある。
その時こそ、命は最も充実した生の喜びを味わい、
激しくも美しく燃え上がるのである。
君は何に命をかけるか?
君は何のためになら死ぬ事ができるか?
この問いに答える事が、生きるという事であり、
この問いに答える事が、人生である。」
これは芳村思風(よしむら しふう)と言う哲学者の人生についての詩です。この最も重要で誰にとってもその先の人生の基礎となる点について、なぜ学校で教えることがないのでしょうか?いつも疑問に思います。
私は幸運なことに、人生をかける事ができる自分のテーマに出会う事ができました。これに向き合わずに生きていくこともできますが、絶対に心から満足することができない、どこか虚しさを感じるようになるのです。自分の内側の最も深い部分から自然とあふれ出してくるような思い、好奇心、疑問。これに気付くことが命をかける対象と出会う事です。
これは人間性なので、誰でも備わっている性質です。
何となく日々を過ごしてしまっていると、こういった真に自分が欲しているものに本当に気が付かないのです。毎日少しでも、他人が決めたスケージュールから離れて、自分自身と向き合う時間を作ってみて下さい。人生はあっという間です。短いです。終わってからでは遅いです。
みなさんが本来人生で受けることができるはずの喜びや幸せを逃すことなく掴むことができるよう、願います。
人間性の成長はまず自分を見つめ、汝自身を知ることから始まります。学校生活ではこんな時間を取ることはあまりありません。是非一緒に自分を見つめ、自分の個性に気が付き、自分らしい人生を歩めるように学んでみましょう!(興味がある方は、「スポーツマンシップラーニングセンター」をご確認ください。)
プジョル