「人生に必要なものは、無知と自信だけだ。これらがあれば、成功は間違いない。」(マーク・トウェイン)
本日はNLPの前提シリーズ第5回です。NLPとは?やNLPの前提って?と言ったことに関しては、NLPの前提シリーズ①に書きましたので、そちらをご覧ください。(https://puyoleducation.jp/nlp%e3%81%ae%e5%89%8d%e6%8f%90%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba%e2%91%a0/)
⑤人は、持てる限りのリソースを使って最善を尽くしている
リソースとは、直訳だと「資源」という意味ですが、ここでは大まかに「夢や目標へ向かうために必要な物・事」を指しています。
この原則が意味するのは、「今取っている行動はその人にとって最良の選択である」ということです。
もちろん常に人は成長していく存在なので、特に子供たちに対して「もっとこうした方が良いのに」、「それは間違いだ」などと思うことがあると思います。しかし大人はもちろん、子供たちは特に毎日が成長途中です。常にその時その状態で手にしている知識や知恵、持てる物で全力を尽くしているのです。
もっと良い選択肢は常にあるでしょう。しかしなかなか自分のことになると人は良く見えていないものです。その他の選択肢に目が開かれるように、子供たちに接する人たちは特に現状を誉め、問いを与え意識を上手くより良い選択肢を探す方向へ導いてあげることが必要なのです。
もちろん、日々学び知識や経験を増やし、あるいは金銭や物質的なものが必要な場合もありますが、常にリソースを増やしてより良くなる努力を怠ってはいけません。しかしないものを欲しがってばかりいるより、今あるものを最大限活用することが大切です。そうした先に、より良いリソースを手にする機会が訪れることでしょう。
今の現状だけで、未来を判断し決めつけないようにしましょう。目標・目的を明確にし、すでに持っているリソース、これから必要なリソースを自覚しましょう。それらを自分自身でしっかりと理解していれば、人は無意識に現状にとって最善を尽くすように生きているので、目に見える現状がどんどん理想の状況へ近づいていくことでしょう。
あなたはどんな目標を持っていますか?
どんなリソースのおかげで今の目標を持てるまでになったのですか?
これからその目標を達成するために必要な精神的・物質的なリソースは何ですか?
問いは脳のスイッチなので、是非考えてみて下さい!
プジョル