「自責と他責の違いが成功者と失敗者を分ける」(幸田露伴)
「人は何度も失敗することがあろう。しかしそれを他人のせいにし始めるまでは、落伍者(らくごしゃ:悪い方向へ落ちぶれる人のこと)ではない。」(ジョン・バローズ)
本日はNLPの前提シリーズ第9回です。NLPとは?やNLPの前提って?と言ったことに関しては、NLPの前提シリーズ①に書きましたので、そちらをご覧ください。(https://puyoleducation.jp/nlp%e3%81%ae%e5%89%8d%e6%8f%90%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba%e2%91%a0/)
⑨あなたの心/精神を管理しているのはあなた自身。よってその結果もあなたの責任である。
今日の前提は、まずこの写真にある「お花とうんこ」の話から入りたいと思います。
これは私の尊敬する先生から伺った話なのですが、何か良い結果や成果、これは物質的なものだけでなく人間関係や成長などの精神的なものもそうですが、そういった良いものというものが自然と集まる人と、集まらない人がいると思います。
それはちょうど、綺麗なお花には蝶々が集まり、匂いのあるうんこにはハエがたかるのと同じです。自分自身が花なのか、うんこなのかによって、寄ってくるものが違うのです。
今自分の周りの環境、人間関係、手にしている結果や成果が悪いものであるならば、それはその相手や環境が悪いのではなくあなた自身が「うんこ」なのだということです!!
今回の前提にもある通り、常に自分を原因側に置くことができるかは、特に成長と停滞の分かれ目になります。自分を結果側に置く人は、いつも何かのせいにして原因を自分の外側にあると考えてしまうので、いつまで経っても進歩がありません。
自分が原因と捉えることができれば、内省し、間違っていた点を改善しようとできるので、進歩・成長をしていくことができます。そういう姿勢で生きていくことができれば、自ずと自分が成長し、まもなく綺麗な花と成長をしていくことができるのです。自分が成長していくのですから、関わる環境や人間関係、仕事などにも良い影響を与えていくことができるので、良い結果がやってくるのは自明の理なのです、、、
心と体を管理する
自分の心と体を管理しているのは間違いなく自分です。だからこそ、原因は自分にあるということなのですが、実はほとんどの人たちは心や体を使うのではなく、使われてしまっています。もっと詳しくいうと、体は心で考えるままに動くので、心が使われてしまっているのです。
それはちょうど、曇ったメガネをかけたまま道を歩いてゆく様なものです。多くの人たちは、自分の心を悩みや不安、恐怖や苛立ち、絶望、諦めなどのネガティブな感情だったり、偏見や他人に植え付けられた考え方・基準、古い価値観や常識、思い込みなどでとても曇っています。心がはっきりとクリアでなくては、その行動もぼやけたものになってしまうのです。
もし人が一生に一台しか車に乗ることができないとしたら、どう管理するでしょうか?
長持ちする様、壊れないように気を遣って手入れを念入りにすると思います。
自分の心や体もそうです!あなたも私も一生、今持っている心と体と共に人生を歩んでいくんです。しっかりと掃除して綺麗にし、管理してあげなくてはいけないのです。
だからこそ睡眠、食事、運動、人とのコミュニケーションなど体のために基本的な生活習慣が大事ですし、本を読んだり人と話したり、瞑想をして心の掃除や心をポジティブに保つ様な努力がとても大切なのです!!
皆さんもぜひ、心と体をしっかりと自分で管理し、あらゆる人生の出来事に対して自分を原因側におけるよう、意識してみてください!
プジョル